千羽鶴を読んで
今まで読んでみたいけれど、なんとなく読んでこなかった川端康成。千羽鶴を読んで、意外にも読みやすいかもしれないと感じました。
ある感想サイトを読むと、川端康の作品はとてもみずみずしいのだと解説してあり、確かに後半の波千鳥では爽やかで特に情景の表現が鮮やかだと感じました。(?)本を読むのは好きだけれど感想や解説を文章にするのは得意ではないので、もっと理解を深めるために上手くなりたいと感じました…。
前半の千羽鶴は、不倫の話でどろどろとしていますが、後半の波千鳥では結婚したお嫁さんと一緒に旅行をし、また昔の失踪した思い人から旅行の記録を記した手紙をもらう話。この手紙には現在の大分の名所を巡った時の事が描かれており、この本を読んでみようと思ったのもそれがきっかけです。
私の人生の中で1番の思い出である大分の事を鮮明に思い出したいと思ったらこれをまた読もうと思いました。
#大分#川端康成